京急日ノ出町駅より歩いて3分、このところ注目の野毛エリアに向かう大通りに面した角にあるシックな外観が印象的な“もつ焼き・串焼き にわ”さん。こじんまりとした女性にも入りやすいカフェ風の空間は、この店を開くために独立したオーナーのこだわりによるもの。通りを眺められる窓際のカウンター席を中心として、テーブル席も用意され、一人でもグループでも気軽に使える店舗になっています。
【店舗様のPR】
オーナーが厳選した新鮮もつ鍋と備長炭で焼き上げたジューシーな串焼きが自慢です。醤油ベースのもつ鍋は、しっかりした味ながら、さっぱりと食べやすいスープが特長。女性にもおすすめの逸品です。また、厳選された国産肉の串焼きは、備長炭で焼き上げるため、外はパリッと中はジューシー! 味わい深い秘伝のタレとともに、お好みの串をご堪能ください。
ストーリー
気楽に入れるお店でありながら、大衆居酒屋とは一味違った雰囲気のある店舗になることコンセプトにしています。黒の壁面と石調の柱で構成された重厚感のある外観とは裏腹に、木をメインにしたナチュラル素材とホワイト基調とを組み合わせた明るい店内は、おしゃれなカフェを思わせるイメージが追及され、女性にも入りやすい空間となっています。 他店で腕を磨いてきたオーナーが独立して構えた第1号店ということもあって、串を焼きながらでもお客様の様子がわかるようにカウンター内に厨房を設置。カウンター越しに隅々まで目の行き届く設計と、お客様にも動いていただくセミ・オーダー方式を採用することで、けっして広くはない店内をムダなく使えるように工夫されています。 本当においしい料理をリーズナブルに楽しんでもらうためサービス料やお通しを無くす一方、食材やお酒にはこだわる…オーナーのそういった気構えが感じられるお店は、大通りに面した大きな窓から店内の様子が眺められることもあり、連日賑わいを見せています。
設計担当者からのメッセージ
「いわゆる大衆店のようにはしたくない」とのオーナーの考えをお聞きし、少し重みを感じる外観に対して明るく、特に女性が入りやすい店舗にしようとデザインしました。そのため、まずはカウンターや棚などの造作系には木を使うことで自然なやさしさやぬくもりが感じられるようにし、天井はスケルトンにすることで店内を広く明るく感じられるようにしています。
窓側のカウンター席の上にはペンダントライトを吊るすことで、夜間はもちろん昼間でも外から見える店内におしゃれ感をプラス。シックな外観とのバランスを考えています。
また、カウンターの上部には全面に黒板を設置。バル風の雰囲気を出すとともに、季節によって変わる手書きのおすすめメニューは、はじめてのお客様には安心感を、そしてリピーターのお客様には次回来店の楽しみを提供するためのシカケとして機能します。さらに壁にはTVモニターを設置し、時にはスポーツ中継などを流すことで、多彩なお客様の要望に応えられる演出小物も用意しています。このお店が成功した後には、2号店の出店もすでに考えられているというオーナーの意気込みにしっかり応えられるデザイン・内装が実現できたと思っています。
当サイトコラム、居酒屋の内装デザイン事例と知っておきたいポイントも併せてご覧ください。
基本データ
■店名:もつ焼き・串焼き にわ
■所在地:神奈川県横浜市中区宮川町2-55
■京急 日ノ出町駅 徒歩3分/地下鉄ブルーライン 桜木町駅 徒歩5分/JR 桜木町駅 徒歩7分
■業種・業態:居酒屋
■Webサイト:https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14068798/
■広さ・立地:約10坪・通り沿い路面
■施工期間:25日間
■施工費用:約4,500,000円
■竣工:2017年9月
店舗の内装計画は、飲食店、美容サロン・エステ、物販店、その他、業種によって異なるだけでなく、店舗の立地や諸条件、つくりあげたい雰囲気、呼びたいお客様の層などによって、店舗ごとに大きく異なります。一つひとつのケースに沿って、ご提案させていただきます。