東京メトロ有楽町線の江戸川橋から徒歩1分、目白通りから1つ裏路地に入ったところにある大衆居酒屋のチェーン店酒蔵ゴエモン江戸川橋店さん。周辺は小さな工場や会社などと共に住居もある地域に店舗が有ります。昔ながらの大衆居酒屋の雰囲気を感じさせる店舗でカウンターをメインとした店内と家族連れでもご利用できるBOX席もあり立地の需要を考えた空間です。大衆的で親しみやすい店舗です。
【店舗様のPR】
大衆居酒屋ながら女性やお子様連れでもご利用頂きやすい雰囲気の店舗です。焼き鳥や名物もつ煮などビール・サワー・梅酒・焼酎などに合うメニューや家族でも楽しめる一品料理からご飯ものまでありリラックスして利用できる地域の憩いの場として使える店です。
ストーリー
大衆居酒屋ながら女性やお子様連れでもご利用頂きやすい雰囲気で店舗をコンセプトに営業しています。大衆居酒屋ですが、男臭さを感じさせない様に明るい店内の雰囲気をイメージしていきました。立地の特徴でもある家族連れ・子連れでも使いやすいように大衆居酒屋らしさのカウンターもありながらBOX席を用意して地域の特性に合わせた店舗構成にしていきました。物件の課題としては細長い間取りで上手く設計をしていかないと狭々しい感じをお客様に感じさせてしまうので収納を全てベンチ(座席)の下に設置して感じさせない様に工夫しました。また、お店の運営にもひと工夫取り入れデシャップ(厨房とホールの間にある料理を出す場所)からホールの担当者が全フロアが見渡せるようにスペースを確保しお客様の動きと厨房の動きが見渡せるようにしてスムーズに店舗が回る様に出来る工夫もしました。入口も入り易さを意識して外から店内が見渡しやすいような作りにして全開口の入り口に工夫しました。女性が入りやすい、家族連れや子連れでも入りやすいを意識した入口にしました。
設計担当者からのメッセージ
今回の施工はオーナー様のコンセプトが大枠で決まっていましたが、複数のイメージを持ちより方向性を決めるという形で打ち合わせが始まり、それを弊社が纏め上げるという形を取らせて頂きました。時間的に成約がある中でデザインを提出する前にイメージの擦り合わせをする為に議事録を作成し時間を効率的に進めていく為に進行をさせて頂きました。また、お客様のご予算もあり当初は造作をご希望されていましたが予算的に難しい事がわかりオーナー様側と相談の上、POPやメニューが貼りだせる様にスペースを用意して大衆的な雰囲気を保てるようにお手伝いさせて頂きました。オーナー様の強く思い描かれたコンセプトを効率的に進めていく事が出来たと思います。また物件の特性上、長方形の間取りは一歩間違えると狭々しく感じられてしまう事もあるのですが、収納を工夫する事によりそれを感じさせない様にしました。また、家族のご利用が期待できる立地という事でBOX席には背もたれが敷居の役割を果たす事によりプライベート感を保つ事も注意を払いました。とはいえ時には背中と背中がぶつかる事もある大衆感を意識しつつ活気のある店だという雰囲気も感じさせてくれる店舗となっております。オーナー様も非常に真剣に取り組んで頂けますのでそれに負けない様に熱意を持って取り組みをさせて頂きました。 ※議事録は弊社ではどのお客様にもご提出させて頂いております。 当サイトコラム、居酒屋の内装デザイン事例と知っておきたいポイントも併せてご覧ください。
基本データ
■店名:酒蔵ゴエモン 江戸川橋店
■所在地:東京都文京区関口1-13-18 東京メトロ有楽町線江戸川橋駅より徒歩1分
■業種・業態:居酒屋
■Webサイト:https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13204774/
■広さ・立地:17坪・路地裏路面1F
■施工期間:30日間
■施工費用:5,500,000円
■竣工:2017年1月
店舗の内装計画は、飲食店、美容サロン・エステ、物販店、その他、業種によって異なるだけでなく、店舗の立地や諸条件、つくりあげたい雰囲気、呼びたいお客様の層などによって、店舗ごとに大きく異なります。一つひとつのケースに沿って、ご提案させていただきます。