店内の壁はクロスか塗装どちらが良い?
こんばんわ!
Leapの小田です
皆さま、明けましておめでとうございます
2017年も盛り上げて参りましょう!!
建築業界は年末どの会社さんも大盛況の繁忙期だと思います。
年始は少し落ち着き気味になってくると思うのですが、
今年は年始早々弊社は大盛り上がりでございます!
ありがたい限りでございます。
今日は、仕上げの方法は一つでない事を議題にUPしていこうと思います!
例えば、壁であれば内装ですと一般的なのは【クロス】の認識の方が多いと思います
【クロス】とは壁紙の事ですね
他にも仕上げの方法は沢山あります、【左官】や前回などに紹介した【造形】【FRP】【塗装】
使用の用途によってクロスを貼った方が良いのか、塗装で仕上げた方が良いのか。
その他に、壁以外にも【カウンター】の仕上げはどうしたらいいんだろうと言う方に
実際に弊社で施工に入った現場の施工事例を基に上げていきます!!
◆現場:ホットヨガスタジオ
このフロアはホットヨガスタジオのスタジオスペースになります
床に貼ってあるタイルの下に床暖房が敷き込みされていて、天井には赤外線のヒーターを取り付けします
ミストを吹出す加湿器も取付し、室内の温度を上げて加湿器の出すミストで湿度も上げてヨガを行う仕様です
仕上げは天壁塗装(艶消し)艶有だと湿気で結露し水滴が壁に出来てしまう恐れがあるからです。
逆にクロスの仕上げにしてしまうと、クロスは壁紙ですので湿気に弱いのと貼り合わせのジョイント部分が捲れて来てしまう恐れが出て来てしまいます。
上記のデメリットを懸念し、塗装艶消しの仕上げ方法となりました。
※補足で、、、ヨガにも風水のようにカラーがあり【紫】が一番良いとされています、よって紫調の塗装を施しています(*^^)v
ヨガの業界では【チャクラ】と言います、第7チャクラ=頭を指す部分と言われていますね~
と、この様に条件により仕上げの方法を変えていく、何がこの部分では最適なのか、仕上げの仕方は何通りもありますが
他にも紹介していきましょう~
◆現場:ホットヨガスタジオ
同じくヨガスタジオ現場の写真なのですが、受付で使用するカウンターなのですが
天板はメラミン化粧板仕上げ(化粧紙にメラミン樹脂を含浸させた合板)
耐熱・耐水・耐摩擦等に優れ傷にも強いので天板に使用する事は多いですね
ちなみに写真で言うと白い部分にあたります。
カウンターのボディの部分はクロス仕上げです
こういった独立カウンターは木の造作で塗装仕上げか
ポリ化粧板で貼り上げる、又はメラミン化粧板を同じく貼り上げる、、などなどが
多いのでは無いかと思いますが、こちらはクロスで仕上げています。
PBにクロスではお客さんの足がぶつかった時に穴が開いたり凹んでしまう恐れがあるので下地に合板を使用しています
クロスを貼る前はこの様な感じですね~
上記で紹介したその他のオーソドックスな仕様になぜしなかったのか??
お客様皆さまが思い通りに出来るかと言ったらそうではありません(/_;)
限られた予算の中でデザイン性や機能性を落とさずどう造っていくか
様々な建材や仕上げ材とどういった場面で使用するのかを考えた上で計画し
勿論制作する上でも手抜きではなく、全てを考慮した上で限られた条件の中で良い物が造れるのか。
答えは一つではありませんよ(^ム^)
Leap 小田