デザインは無限大!モルタルで造作店舗の内装
こんばんは!
Leapの小田です(^o^)丿
今日は、左官工事の部類に入りますが普通の左官工事とは違う工事をご紹介します!!
【モルタル造形】です!!
まず左官(さかん)とは??
壁や床、場所は特に問いませんが、コンクリート、モルタルを用いてコテを使い仕上げる業者の方を指しますね。
モルタル造形も同じは同じなのですが、造形の名の通り、
変幻自在に形を成形しデザインの幅を広げる事ができます♪
一般的には仕上げ材としてはクロス(壁紙)又は、塗装で天井も壁も仕上げたりするのが王道ですよね~。。
※ちなみに本日のブログは一般的な内装仕上げをお考えの方向けでは無いのでご了承くださいませ。(笑)
株式会社Leapの工事はこんなことまで出来るんだと知って頂くだけで結構でございます<(_ _)>(笑)
ではでは一般内装でなく人の目を惹きたいんだ!お客様の目にうちの内装を焼き付けたいんだ!!
と思ってらっしゃる方必見です!
まずはどうやって造って行くのでしょうか??
造形をしたい場所の壁の下地からの写真です、
壁紙・塗装で仕上げる場合はプラスターボードと言う石膏を圧縮して成形されたパネル材を使用します。
写真で使用している物は【ラスカット】と言い、表面がギザギザしていて
モルタルなどが食いつきやすいように最初からなっているパネル材です。
下地での造作が終わった後は、モルタルを塗って行き、そちらも成形をしていきます、
下地段階の写真のアーチ内の内部からの写真です。
壁は石積み調でアーチにも肉厚を付けてコテで成形し大城の壁面を再現しています
プリントの壁紙では絶対に出せない【リアル】を演出できるのが造形です。
お写真はエレベーターホール、こちらも下地段階でのお写真を載せました
更に肉厚を付け十字の掘り込みを施し、デザインを入れてみました(*^^)v
ラスカットでシャッターボックスを囲い、造形でそのままお店のサインを入れ込んでいます
塗りたくったモルタルの成形後、そのままでは灰色のコンクリート色なだけなので
塗装が入ります、モルタル造形で多いのは【エイジング塗装】
わざと、古く見せる為の塗装をこれからしていきます。
乾いたモルタルにそのまま塗装は出来ないので【シーラー】を塗り塗装が食いつく塗料を
塗布した後に塗装をしていきます。
【シーラー】とは塗布する材料の密着性を高める効果があり
塗料がしっかり乗る様に塗布前の下地に塗布します。
普通に塗装をしていくのとは違い、刷毛やスポンジを用いて
職人の手、、感覚で古風な色合いを施していきます。
時計の文字盤が時を経て風化し壁に埋もれかかっている時代を感じさせる演出。
表面の凹凸もリアルな雰囲気を+αで引き出してくれていますね
こういった細やかな強弱は造形用のブラシがあり模様の表現の際に強弱が出しやすい
ブラシで模様をつけていきます。
照明演出で調光を落とし暗めに、、、
古代のお城をイメージした内装の完成です。
モルタル造形に弱点があるとすれば、【重量】でしょう
あらゆる形状の表現に適した工法ですが、物理的に壁から何かを突き出したような造形は限界があります。
デザインの面で大きく何かを造りたければ下地工事の段階で補強の面も頭に入れて計画していくのは必須でしょう、
天井の面での造形では厚みをつける事は難しいです。
夢○国、ネズミーランドしかり、テーマパークのほとんどはモルタル造形でしょう
コスト面では一般的とは言い難い部分があるので内装で目にすることは少ないかもしれないですが
臨場感、デザイン性、何をとってもずば抜けた仕上げです
店舗内装でお客様に非日常的な美しい空間をご提供されたい方は是非お勧め致します♪
次回もモルタル造形とは別の内装をご紹介致します
Leap 小田